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レーザー(Laser)って何?

  • View:672     2014年02月07日
  • レーザー(Laser)は、誘導放出によって、光の増幅や発振を行う装置の総称で、Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation(放射の誘導放出による光の増幅作用)のイニシャルを取って作られた造語です。

    レーザーポインター

    以上はレーザー光で星空観察の写真です。実は専門の星空観察器具がなくても、強力レーザーポインターでレーザー光を照射して星空観察できます。

     

    超高出力レーザーポインター ブルー

    天体観察レーザーポインター

    1000mW 超高出力レーザーポインター 青 スカイブルーレーザーポインター 明るい ピント調整可
    備考:星空観察ためには、100mW以上のレーザーポインターは必要です。

    みなさんはレーザーというと、SF映画に出てくるレーザー銃とかを思い浮かべて、すこし怖くなってしまうかもしれません。
    確かに、日光に比べたら大きなエネルギーを持っていますから、武器への転用も可能でしょう。
    しかし、毒が薬として使われるように、レーザーも正しい使い方をすれば、大変有用な医療機器であることは間違いありません。

    レーザーも光の一種です。日光はプリズムに通すと、虹の7色に分かれますよね?日光や電灯の光、ろうそくは、光の波長、位相、方向がバラバラなので、こういうことが起こります。バラバラだからこそ、光の幅が広がってしまって、遠くまで届きません。
    一方、レーザーはこの光の波長や位相を人工的に揃えたものなのです。だから、光が広がらずに、遠くまでそのエネルギーを維持したまま届けることができるのです。
    ようするに、人の手で作り出した制御可能なエネルギー密度の高い光ということです。医療用だけでなく、プレゼンで使うレーザーポインターとか、舞台照明用レーザーステージライトとか、金属の溶接など、エネルギーを変えることで、いろいろな分野に使われています。

    レーザー光の特徴をまとめると以下のようになります。

    ●指向性(広がらない)
    レーザーでは共振器の軸方向に往復する光だけが増幅されて発振するので、レーザーの出力光はその軸方向にだけ進むビームになります。
    ●干渉性
    2つの光を重ね合わせると干渉が起こることは、物理をかじった人なら知っていると思いますが、レーザー光はこの干渉性が非常に高いです。レーザー自体が位相のそろった光であるためです。
    ●単色性(あざやか)
    この特性は、単一周波数の線スペクトルにどの程度近いか(すなわち周波数軸上でのスペクトルの純度)を示すものです。レーザー光がほとんど単色です。
    ●エネルギー集中性 高輝度性
    レーザー光の平均パワーは、従来からある光源と比較しても決して高くはありませんが、レーザー光のパワーは、時間的・空間的・周波数的に狭い領域に集中しているので、きわめて高いエネルギー密度(すなわち高い光の強度)が実現できます。
    ●制御性
    レーザーでは出力光を人工的に制御して、従来の電波技術と同様に振幅変調や位相変調、周波数変調などが自由に行えます。これは、治療にとっても大事なことですね。